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ハムレット シェイクスピア

c0025437_1375075.jpg1年の時に受けた授業の先生がシェイクスピア好きで、読んでみたいなーと思っていた作品です。
演劇の脚本ですので、語り手はおらず、登場人物の会話によって成立しているのですけど、
ものすごく面白かった!!
やっぱ劇だけあって引き込まれますよ。
うんうん。
言い回しとかも普段使わないような飾られたもので、なかなか響きが良かったです。
筋はまあ、先が読めずともない割とオーソドックスなものなのですが
その視点はいただけませんよね。
時代が、シェークスピア色に動いただけで、当時にしてみれば異端児のような作品だったのでしょうね。
やっぱ名作っていいですねー。
今にも通用するなにかいいものがあるから生き残ってるんですもんね。
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by sumomomomomomo55 | 2005-04-28 23:01 | 小説

少年 ビートたけし

c0025437_21333817.jpgビートたけしってどういうもの書くのかなと思って読んでみました。
ところが、なんか3作品入ってるんですけど、テレビで見た事があるお話でした。
前になんか特集とかあったのかな?
だから、そのときの映像を思い出して読み進めました。

まあ、良くもなく悪くもなく、ですかね。
ただ、「どてらのチャンピオン」は
勉強は出来ないけど運動のできる弟と運動は出来ないけど勉強の出来る兄の運動会をめぐるお話で、
ビートたけしが小さいときはこういう事思ってたんだろうなっていう
弟の気持ちが「生きている」感じの作品でした。

これは「北野武」ぢゃなくて「ビートたけし」なんですよね。
北野武は映画「座頭市」を以前見たけれど・・・何でこれが高い評価を受けるのだろうと疑問を持つような内容でした。
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by sumomomomomomo55 | 2005-04-19 21:31 | 小説

GTO19~25 藤沢とおる

c0025437_22552580.jpgいつ読んだのか忘れたけど、この1ヶ月のどこかで読みました。
でもなー、あの女校長が現れてからはあんまり好きじゃないです。

少年漫画(青年漫画?)は、絵がうまいですよね?
動きとかすっごくうまいって思います。
それに引き替え少女漫画は顔の絵で誤魔化してるところがあるからなー(-。-)
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by sumomomomomomo55 | 2005-04-18 22:58 | オススメコミック

TVピープル 村上春樹

c0025437_22501499.jpgう~んと、これも短編集。
1989年6月から1989年11月まで&書き下ろし2作品。

はっきりいって、よくわからない!!

でも最後の「眠り」についてだけは、村上春樹の言いたい事がちょっとだけわかる気がする。
多分北村薫の「ターン」に通じるものが少しあると思う。
でもそれ以外の作品ははっきり言ってよくわからない!

TVピープルって何!?
小さいから何!?
名称は誰が決めたの!?
なんで飛行機なの!?
どうしてそれを作る過程を見せなくちゃいけなかったの!?
・・・・・・

はは!
でもそんな中でこのTVピープルで一番まともに(?)心にひっかっかったのは
47・48ページ(笑)。
(文春文庫1993年5月8日の第1版ですね)

奥さんが帰ってこないと告げられたところ。
その理由も、ビールが美味くともなんともないと感じたところも、
「我々の関係が駄目になっていたとはどうしても思えなかった」ってところも、
「オーケー、僕らは問題のある夫婦だった」ってところも、
すごく好き。何故か。
この2ページはですねえ、好きなんですよ、ハイ。

でもまあこの「(私には)よくわからなかった短編集」ですが、
村上春樹の作品で女性が語り手の物を初めて読んだので、そこは色々と思いました。
やっぱり自分が女だから?か、そっちの方が読みやすいんですよね。
女性作家の作品を読んでいるような気がしました。
ただ、「眠り」は別です。
あれは女性の語り手ですが春樹ワールドが濃いかったです。
あと、「飛行機」は、語り手が3人称なのかなんなのかなぜかよく分からなくなりながら読んでました。
多分そうなっちゃうのは私だけだと思いますが(^^;
ま、そんなこんなで読み終わりましたとさ☆チャンチャン♪
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by sumomomomomomo55 | 2005-04-15 22:48 | 小説(村上春樹)

パン屋再襲撃 村上春樹

c0025437_13531858.jpg1985年8月から1986年1月に出された短編を集めた短編集です。
てか、なんかちがう!

「ノルウェイの森」や「羊をめぐる冒険」といった長編とはまったく違った世界です。
この2作品のイメージは
大きく言うと「透明」(矛盾するけど)「覆い隠されている」の二つです。

「透明」はその世界観(?)から来ています。
描写の仕方とか、作品全体の表現からです。
「覆い隠されている」ってのは登場人物が自分で自分の気持ちをはっきり捉えていないというところから来ています。

あくまでも例えばですけど、
A君が1+1の答えがわからなかったとします。
するとA君は「ぼくはこの問題の答えがわからない」というようなことは思わないんですね。
まわりくどーく、いろんなことを思うだけです。
ですが、なんとそれはその心の動きを客観的に見ていた人に「この問題の答えがわからないのかな?」と思わせるようになってるんですね。
うん。
で、これは客観的に見ていた人が明確にわからないだけでなく、本人もわかっていないってのがミソだと思います。

それに比べ、この短編たちはわからなければ「わからない」とはっきりと思うんですよね。
それって普通なこと、普通な書き方だと思うんですが、
(私のイメージの)春樹ワールドらしからぬものなので
「いいの!?いいの!?」って一人でドキドキしてテンションあがってましたw

固有名詞を出すってのも私には違和感がありましたね。

短編ってもちろん「短い」ですよね?
だから私は短編には無駄が少ないと思うんですよね。
エッセンスが詰まっていると思うんです。
この作品たちにもたくさんのエッセンスが詰まっていると思います。
料理に例えると
ゆっくり煮詰める時間がないから素材の味をいかしたワイルド料理でやるっきゃない!
って感じの料理だと思います。(なんだそりゃw)
だから手間隙かけて作ったお上品な料理より
素材の味がわかりやすいのではないかと思います。

なんか作品自体のことについてまったく触れていませんが、
この本に出てくる女性は強い!!それだけいっときます(むせきに~んw)
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by sumomomomomomo55 | 2005-04-13 13:50 | 小説(村上春樹)

冷静と情熱の間rosso 江國香織

c0025437_2333293.jpg江國さんは変わった人だと思う。
だから江國さんの作品に出てくる女性も変わった人が多いんだと思う。
(どこが変わってるかって、変わってるっていうのはその人の主観だからさらっと流して下さい)

前に江國さんのエッセイ「いくつもの週末」を読んだけれど、
あおいはそのエッセイの中の江國さんに似ていると思った。
例えば平日・休日の区別のない生活とそこから生まれる時間に対する考え方とか、
恋人に対する甘えどころ(甘やかされてることを知っているけど徹底的に跳ね返せない所)とか。

ま、それはおいといて、やっぱり、私はあおいの気持ちがわかるところがたくさんあったと思う。
マーヴのことも本当に好き(というか自分にとって必要)なんだよね?
順正は確固たる存在であっても。

そこが順正とあおいの(男と女の?)違いだと思う。
あおいはそれはそれ、これはこれで一応切り離せている。
だから順正はうだうだうだうだあおいのことを常に考えながら生活している=あおいのことが頻繁に書かれているけど、あおいのほうはきっかけがあるときだけしか書かれていないのだと思う。
でもほんと、女はそうだと思いますよ。

blu読んだあとに読んだら、あおいのイメージがちょっとだけ違いました☆
どう違うかはうまくいえないけど。。。

読むのが2回目となる再会の場面では、どちらの気持ちもわかって、「納得!」でした。
あおいもあのとき別れたって事を言えてたら悲しい思いしなくてよかったのに。

でもほんと、この2冊は「男と女の違い」を的確に(勿論誇張気味に書いているのだとは思うけど)表していると思います!!
すごい試みだよね、一つの話を男と女の視点から、違う二人が書くなんて。
なかなか興味深い作品だと思いますよ!
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by sumomomomomomo55 | 2005-04-09 23:24 | 小説

冷静と情熱の間blue 辻仁成

c0025437_2083854.jpgびっくりしました!
以前冷静と情熱の間rossoの感想をかかせてもらったんですけど・・・ええ、ボロボロに(^^;
blueはすごくすごく面白かった!!
さすが辻さんです。
そして辻さんの作品の中では(3作しか読んだことないんですけど)読みやすい方だと思いました。

あ~、男の人ってこうなんだーって思ったり。
男の人は切り替えが下手ですもんね。。。
(今rossoを読んでいる途中ですが、やっぱり私も順正のような引きずり方でなくあおいのような引きずり方をするだろうなと思います。
これって男と女の差ではないですかね!?)

そして男の人は女の人の体のこととかこんなによく思い出すものなのかー、と思いました。

ま、大学時代に別れたあおいのことを忘れられないまま生きている順正君のお話です。
彼の未来は「(あおいの)30歳の誕生日にフィレンツェのドゥオモで待ち合わせ」という付き合っていたときに軽い会話に出てきた約束しかありません。
彼は絵の修復師ということも関係して過去しか持たない人なのです。
今は恋人として芽美ちゃんという人がいるんですが。
あおいの事を忘れられずに、あおいのことを特別に思いながら、付き合っているわけです。

でも、順正の、心にあおいという人がいつつも、あおいとは正反対の芽美をいとおしく思う感情がとてもよくわかりやすくて、辻さんのすごさを感じました。

ほんとにおもしろくて、読み終わった後にrossoを読みたいと、あおいの気持ちを知りたいと思いました。
当たり前の事なんですけど、人間には他人の気持ちを知る事はできません。(順正も言ってた)
順正にはあおいの気持ちがわからなくて、私にもわからなくて、猛烈に知りたいと思いました。

昔映画見たんですけど面白いと思いませんでした。
roseも途中で断念しました。
でも、blueはめっちゃよかったです。

で、今rossoを読んでる途中です。
前はもうだめだと思ったのに今回はどんどん読めてます。
でも内容は楽しいんですけど、やっぱり表現とか書いてる事とか私にはやっぱりむいてないかなと思います。
「これ書かなくていいぢゃん!」ってのがだらだらあるような気がして。。。
blue効果で読めてますがね☆

読み終わったらまた感想を書きます☆
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by sumomomomomomo55 | 2005-04-06 20:00 | 小説