カテゴリ:小説( 15 )

冷静と情熱の間 江國香織

私、だめかもしんない、江國香織。
今回もまた何十ページか読んで、「読みたくない」と思ってしまった。
私の江國香織歴は、①いくつもの週末(エッセイ)②こうばしい日々③流しの下の骨④冷静と情熱の間、となるわけです。

①はいいね!!
読んだ時期の私とかなりダブルところがあって、もの凄く好きになった。

その勢いで②を読んだ物の、短編集なんだけど、たしか最後の話のじろう君のやつ以外は好きぢゃないと感じた。
いや、じろう君とキスするところはほんと幸せ感がめっちゃいいんだけどね。

③は・・・我慢しつつ読んでて、半分以上いっても何も感じないものだったから読むのやめた。
すごく嫌だった。
なんか代わり映えのしない話でさ。
何がいいたいん!?って感じやった。

んで、④はだから早めにやめようと思う。
でも辻さんの方は読んで見たいな~♪
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by sumomomomomomo55 | 2005-01-28 02:24 | 小説

蜘蛛の糸・杜子春 芥川龍之介

はは!大学ルームのために読みました。
これを読んで思ったこと、それは「芥川龍之介って意外と近代的!」ってことです。
なんか、今に通じる精神を感じ取りました。
読みやすいですね、これは。c0025437_2234024.jpg
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by sumomomomomomo55 | 2005-01-27 02:20 | 小説

絵のない絵本 アンデルセン

c0025437_14433657.jpg演劇俳優を夢みて志破れたデンマークのアンデルセンの孤独な生活から出た美しい童話。
月が世界を旅する間に見た三十三夜の物語は、人間の悲しみに深く触れ、人々を深く感動させずにはおかぬ。
↑<出版社/著者からの内容紹介>


この小説はまさに「絵のない絵本」だと思った。
なんでだろう?本当に頭の中に絵が浮かぶ。
そして絵の中でみんなが動く。

私の苦手な(?)短編集だったのでこの本の意図するところ、伝えたいことってのはわからなかったけど、この小説を「絵本」と呼ぶ意味についてはわかった気がする。
ただ、残念なことは私が外国の有名な芸術品や歴史について詳しくないことだ。
「ラオコーンの像」とかなら高校の資料集で見たことあるから頭に浮かぶけど、「○○の神」の姿などぜんぜん頭に浮かばないし、ベネチアやスウェーデンの町並みの雰囲気とかも頭に浮かばない。
そういうのがすごく残念だった。
ヨーロッパの子どもならそういうのも頭に浮かんで、もっとこの本の魅力を味わえるんだろうなと思った。

本を読んで画像(?)をイメージするのが苦手な私がここまで感じ取れたなんて、この本はすごいと思った。

”今度”、その原因を探るためじっくり読みたいものだ。
(なんせ短編集は苦手だからもう一回今すぐ読みなおす気にはなれない(^^;))

ところで、今アマゾンでこの本の評価を見てみたんだけど、みんなすごい深いこと書いてる!
参考にしてください。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102055010/249-8527810-4128365#product-details
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by sumomomomomomo55 | 2005-01-20 14:20 | 小説

ジーキル博士とハイド氏 ロバート・ルイス・スティーヴンソン

c0025437_152381.jpgあまりにも有名な二重人格者の、あまりにも悲惨な最後をご存知?
医学、法学の博士号を持つ高潔な紳士ジーキルの家に、いつのころからかハイドと名乗る醜悪な容貌の小男が出入りするようになった。ハイドは殺人事件まで引起す邪悪な性格の持主だったが、実は彼は薬によって姿を変えたジーキル博士その人だった??。人間の心にひそむ善と悪の闘いを二人の人物に象徴させ、“二重人格”の代名詞として今なお名高い怪奇小説の傑作。【新潮社】


ずっと読みたいと思っていた本です。
二重人格の代名詞。
(GLAYの歌の歌詞にも入っていて、それも興味があった理由の一つ)
今となっては二重人格の存在は認められていますが、当時はどうだったんでしょうね?
認識のない時代に書かれたから当時の人々にとっては衝撃的でこんなに有名なんでしょうかね?
ちょっと気になります。

私は多重人格についてはダニエル・キイスの「24人のビリー・ミリガン上下」や「ビリー・ミリガンと23の棺上下」を先に読んでいたのでこの作品についてはちょっと物足りなさを感じました。
やはり「現実は小説より奇なり」ですね。
現実をこと細かに書いているので作り物語より筋が通っているし何か迫るものがあります。

個人的には多重人格の代名詞は「24人のビリー・ミリガン」になっていいと思うんですけどね(^^;
でも当時こういう作品が書かれたってことに何か重要な意味があるような気がします。
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by sumomomomomomo55 | 2005-01-17 14:43 | 小説

ふたり 赤川次郎

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★あらすじ★
死んだはずの姉の声が、突然、頭の中に聞こえてきた時から、千津子と実加の奇妙な共同生活が始まった・・・。妹と十七歳で時の止まった姉。二人の姉妹のほろ苦い青春ファンタジー。(新潮文庫のカバーより)
いろーんな問題が含まれていて、なのに自然。日常生活そのものの感じで、いろんな問題が出てきていることに気付かない(ん~、違和感を感じないってことかな)。すらすら読める本。

<桃の話>
読みやすかった。
赤川次郎の作品は三毛猫ホームズを4ページほどしか読んだことが無く、初めて読んだ。
なんだか全体的にかるーい感じ。
実加と真子とのおちゃらけ会話にちょっとイラッとした。
だって、実加と千津子との会話、実加と前田との会話、すべてが同じノリ(軽い)で、なんかわかんないけど嫌だと感じたから。
軽さのみの会話の部分がこの作品の無駄な部分のように感じたのかもしれない。

(でもその軽さのおかげもあるんだろうけど)(またまた)読みやすかった。
そして思い返せば、次々と事件が起こって、面白かった。
読んでいるときはその事件の起こり方が自然体すぎて気付かなかったけれど。
よく次々と話題が出てきたなあ。
飽きなかった。

まさか浮気するなんてね・・・。
やっぱり話ってのは「意外性」にひかれるものだね。
結局私の予想どおりってあんまなかったもん。
う~ん、思い返すと深いなあ。

☆感じたこと:違和感☆
・実加がずっと千津子の言うことに従っていた→いいのか、実加。てか、年齢的にはおねえちゃんを上回ったのに、従ってる。千津子もいつも出しゃばりすぎ。
・最後、家を出た父を実加が追いかける。「家にいなさい!」・・・実加は従わずに出て行く→お!?千津子の言うこと聞いてないぞ!

☆分析☆
精神的自立を描いている。実加は「依存」千津子は「与える存在」の象徴。だから姉の助言等はやりすぎの域までいっており、誇張されている。
最後、姉の言葉に従わなかったこと、姉に叫んだ言葉、それは初めての「実加」個人なのではないだろうか?実加の精神的自立が成り立ったことが姉の消滅ということに象徴されている。
そして精神的自立のもう一つの線は母親治子。治子だけが実加以外で語り手となっているのもその証拠では?でも、治子の自立のほうが深くって、私にはまだわからない。わからないというか、自然に何かを感じ取ることが難しい。私の考えが足りないって事です。

あ、映画になってるらしい。
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by sumomomomomomo55 | 2005-01-13 00:53 | 小説