壬生義士伝(映画:中井貴一 佐藤浩一)

年末?か年始?に録画していたのをちょこちょこ見ていて、やっと見終わりました。
素晴らしい映画でした。
武士道を貫くけれどそれって悲しい。
斉藤一に「逃げろ」って言われたときに逃げていれば・・・。
でも、最後は武士道には反していました。
家族に会いたいからって情に訴える。
あそこまで武士道を貫いてきた人がそれを曲げるってことに偉大な愛を感じました。
過去にも1回ありましたよね。
脱藩したのは家族のため。
彼にとって信念よりも友情よりもプライドよりも大切だったのは家族だったのです。

ただ、吉村氏の家族の貧しさや夫婦愛・家族愛の深さを知らない斉藤一らからすれば、不思議なことこの上ありません。
こんな時代にプライドもなくせっせと金を集める。
何よりも金!
なのに利己的でない。芯は立派な武士であるし出来た性格である。
どういう存在なんだろう。

吉村について新撰組時代を知る斉藤一と新撰組に入るまでと彼の最期を知る二人が居合わせ、お互いが吉村について回想するという形式で成り立っています。
私が切なく思ったのは、お互い回想したでけで、お互いのエピソードを知らずに終わったところ。
吉村の娘さえもいたのに。
何も伝えず終わった。
私は知って欲しいと思った。
でも、そんな話伝えなくてもそれぞれ彼についてはそういう人だと十二分に理解しているのだろうかとふと思った。
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by sumomomomomomo55 | 2005-01-26 23:45 | 映画、ドラマ
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