冷静と情熱の間rosso 江國香織

c0025437_2333293.jpg江國さんは変わった人だと思う。
だから江國さんの作品に出てくる女性も変わった人が多いんだと思う。
(どこが変わってるかって、変わってるっていうのはその人の主観だからさらっと流して下さい)

前に江國さんのエッセイ「いくつもの週末」を読んだけれど、
あおいはそのエッセイの中の江國さんに似ていると思った。
例えば平日・休日の区別のない生活とそこから生まれる時間に対する考え方とか、
恋人に対する甘えどころ(甘やかされてることを知っているけど徹底的に跳ね返せない所)とか。

ま、それはおいといて、やっぱり、私はあおいの気持ちがわかるところがたくさんあったと思う。
マーヴのことも本当に好き(というか自分にとって必要)なんだよね?
順正は確固たる存在であっても。

そこが順正とあおいの(男と女の?)違いだと思う。
あおいはそれはそれ、これはこれで一応切り離せている。
だから順正はうだうだうだうだあおいのことを常に考えながら生活している=あおいのことが頻繁に書かれているけど、あおいのほうはきっかけがあるときだけしか書かれていないのだと思う。
でもほんと、女はそうだと思いますよ。

blu読んだあとに読んだら、あおいのイメージがちょっとだけ違いました☆
どう違うかはうまくいえないけど。。。

読むのが2回目となる再会の場面では、どちらの気持ちもわかって、「納得!」でした。
あおいもあのとき別れたって事を言えてたら悲しい思いしなくてよかったのに。

でもほんと、この2冊は「男と女の違い」を的確に(勿論誇張気味に書いているのだとは思うけど)表していると思います!!
すごい試みだよね、一つの話を男と女の視点から、違う二人が書くなんて。
なかなか興味深い作品だと思いますよ!
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by sumomomomomomo55 | 2005-04-09 23:24 | 小説
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